2009年08月04日
葉山一色の家 詳細
葉山一色の家の食堂から厨房を通して勝手口を見たところです。
一見普通のできあがり方ですが細部に工夫が凝らしてあります。
この写真に写っている部屋だけ和風というよりモダンな作り方です。
木部の仕上げはナラ材柾目の横張りです。
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玄関から湯殿に向かう廊下を外部から見ます。
最終的に外壁は「日本下見」と呼ばれる極めて一般的な仕上げですが、作り方と仕様は一般と少し違います。
台湾で復元された故張学良の住まいを参考に、当時「「日式」と呼ばれた大正時代から昭和初期に作られた「日本下見板貼り」なのです。
板厚は15ミリ、下見板の間隔は15センチ内外と小ぶり、したがって押棒の「しゃくり」も大きく大工さんを泣かせました。
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玄関の詳細です。栗の厚板の式台と框、床は畳敷きです。
一方、土間は洗い出し仕上げですが、これまで3回直しやっと気に入った仕上げになりました。
墨モルタル、那智黒を幾何学的に並べて洗い出しました。建築主自らのデザインです。
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玄関から和室に入る床仕上げの詳細が三例写ってます。
玄関は琉球畳、栗のナグリ仕上げの地板、黒ヘリの日本畳です。
葉山の海の家です。普段は裸足でしょう。足裏に触る蝕感が微妙に違います。
投稿者 Shin : 15:09 | コメント (0) | トラックバック
2009年06月02日
葉山一色の家 水廻り
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葉山一色の家は純和風住宅ですが、水回りは使いやすいようやや近代的なまとめ方をしています。全体の調子を乱すことない「和」のテイストを持ったデザインです。
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浴室は全体として和風ですが、タブもモダンな仕上、壁もモザイクタイルです。
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南西の角はダイニングルーム、ガラス戸、雨戸、網戸を引き込む新しい窓を西側に造りました。西日を避ける「葦戸」を網戸と一体にして引き込んであります。
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キッチンは使い勝手を最優先に。キャビネットも引出類もオリジナル、家具屋さんが上手に造りました。ストーブはハイカロリーバーナー。
投稿者 Shin : 11:12 | コメント (0) | トラックバック
2009年05月04日
葉山一色の家 竣工
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昨年11月17日、宮司さんと共にお祓いをした葉山一色の家の改築工事が竣工しました。約6ヶ月、大変丁寧に作りました。私達流の和風建築を目指した古今混成の建築です。
昭和10年代の住宅の改装でしたが、既に10年ほど前、この家の前の所有者が瓦を葺き替えていました。構造である柱・梁と屋根工事を除いた(子屋根は今回葺き替え)部分を、(構造的な補強も含め)一新しました。
特に建具はすべて取り替えましたので、その数は80本以上....昔の家は建具で出来ていたといっても不思議ではありません。
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これは8畳のお座敷、床柱は皮付き赤松、框は黒檀、落掛は霧島杉などの銘木にかえています。
床脇の地明り窓は今回新設、雪見障子は昭和初期に流行った形式をモダンに処理しています。
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玄関から湯殿を右に見て、台所方向を見たところです。右手は北側の庭、柔らかい光が入ります。腰窓を下までの低い掃き出し窓にかえました。玄関・北廊下が明るく楽しい雰囲気にかわりました。これから簾がつきます。
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こちらは玄関(左手、畳敷込みです)から6畳の和室を見ています。踏み込みの地板は栗材、「なぐり仕上」と呼ぶ古い仕上げ方です。今は少しごつごつした感じですが、年を経ると次第に丸みを帯びてきます。
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6畳の和室です。天井は中杢の霧島杉、目板は竹の吹き寄せです。寝室として使われるため落ち着いた雰囲気にこしらえています。
事務所ではめずらしい和風建築、ただ食堂や水回りは全て使いやすい現代風にしています。次回にご報告します。
投稿者 Shin : 17:00 | コメント (0) | トラックバック
2008年12月24日
葉山一色の家 着工
葉山一色の家が着工し、安全祈願祭が執り行われました。葉山一色といえば財界や各界の著名人が大正から昭和初期にかけて和風の素晴らしい屋敷や別荘を造った由緒ある地域です。今回のプロジェクトも昭和初期の建物のリノベイトです。ご用邸につながった川に南面し、明るい庭を持った気持ちの良い敷地です。建築主はOさん。「八ヶ岳の家」「松原の家」「青山のライブラリー」などを担当させてもらってます。今回で5件目のプロジェクトになりました。